第三部『LEARN TO DO BY DOING』
ゆみこ:相談会で小学校に上がったばかりのお子さんが日本語で書いた日記を見せて頂きました。
漢字を交えたしっかりした文章なので、てっきり日本語補習校でやったものと思いました
が、学校には行かず、そのお子さんのお母さんが、やすこ先生のご指導に沿って書きを教
えたとのことで、とても感心しました。
先生: このお子さんの日記は「びっくりした」から始まります。なぜびっくりしたかと言うと、
お母様が、「今日から日記を書きましょう」と言ったからだそうです。子供は最初何を書
くか分からないわけですから、もちろん日記ということもわかりません。
書く前に、まずお子さんとコミュニケーションを作るのです。日本語を喋れることは喋れ
ますが、それを文章にするときどうやって書き始めたらよいのか分からない。それで「ど
んな気持ち?」とお母様が問いかけてあげます。すると子供が「びっくりした」と言いま
す。「じゃそれを書きましょう」と言っても書けません。最初は親が書いてそれを子供が
コピーします。
子供は文字を絵としてとらえてコピーします。文字を書くことに加えて、「ああ、びっく
りした、という気持ちはこういう時に言って、こういう風に書くんだ」と学べるわけで
す。小さいお子さんには最初教える時に、小学校低学年の漢字を入れて書きます。そうす
ると後で漢字を習う時に「ああ、これ知ってる」と漢字学習の近道になります。
前にもお話しましたが、最初の読み書きは、このようにお母様が先生になって子供に教え
る事も可能です。学校に行くのか、家で学習するかは、お母様がお子さんを観察して、我
が子に合った選択技を見つけてください。
ゆみこ:先生の教育者としての哲学を教えて下さい。
先生: “LEARN TO DO BY DOING”を私の人生観としています。経験する事により学び得る事
多かりしですかね。いくつになっても進歩していく事の楽しさを味わっています。私は子
供と一緒です。
ここでまた繰り返しますが、産まれてから3歳まで人間として成長してきたことは
“LEARN TO DO BY DOING”の繰り返しで、3歳から死ぬまでの人生経験と一緒なんで
す。
新生児から3歳までの過程を、お母様はおろそかにしてはいけません。子供は胎児の時か
ら学びはじめます。誕生してから子供は全て母親から解得します。
次は親がスポーツをやる時のようにコーチになります。その次にするのはマネージメント
です。これが出来るお母様の子供は素晴らしい。3歳までにすれば、後はお母様が笑顔で
過ごせますよ。3歳を過ぎたお子さんは、今から矯正していきましょう。
インタビュー形式で、やすこ先生の幼児教育へのアプローチを簡単に紹介しました。
ご参考になったでしょうか?これから毎月、やすこ先生の相談会の内容の一部を
Q&A方式で紹介していきたいと思います。相談会に参加なさりたい方は
こちらをどうぞ。
日夜子育てに奮闘中のママのみなさん、こんにちは。
やまだゆみこです。私にはもうすぐ5歳になる娘がいます。
2歳を過ぎた頃から始まった第一反抗期が、年ごとにどんどんエスカレートして
ストレスでいっぱいの毎日を送っていた時に、お友達に誘われて
ある子育て相談会へ行きました。会を主催なさっている
グレンやすこ先生のアドバイスを日常に取り入れたところ、
今まで大変だとばかり思っていた子育てがすごく楽になりました。
こんなに即効力があって素晴らしいやすこ先生のメソッドを
自分たちだけで聞いているのは勿体ない、
ぜひ私と同じような悩める多くのお母さんに知ってもらいたいと思い、
ここに先生とのインタビューを紹介します。
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文:やまだゆみこ
写真:鈴木香織
写真:鈴木香織
グレン・M・やすこ
教育開発センター代表
カリフォルニア州公立学校児童教育開発プログラムディレクター
カリフォルニア州乳幼児教育開発マスターティーチャースペシャリスト
カリフォルニア州障害児教育IEP(Indivisual Education Planner)コーディネーター
カリフォルニア州行動分析学会会員
カリフォルニア州児童教育協会会員
全米児童教育協会会員
シトラス・カレッジ日本語CEクラスインストラクター
バイリンガル語学トレーニングディベロッパー
Granny Nanny Mrs. Glenn Child Care Facility / Glenn Foster Family Home Licence Facility 運営
2005年 アメリカ合衆国議会より Wo Award 受賞
2008年 カリフォルニア州CCより CA Award 受賞
2010年 シトラス・カレッジより CDCL Award 受賞
教育開発センターでは、38年の経験を生かしグローバル教育推進強化策として、Child & Adult アカデミープログラム、Kid’s Club、教育相談会、プチママ相談会、胎児教育セミナー、バイリンガル教育セミナー、児童教育セミナー、教育カウンセリング、国際交流プロデュース、日米教育関係者の橋渡しを行っている。
5児の母親。
教育開発センター代表
カリフォルニア州公立学校児童教育開発プログラムディレクター
カリフォルニア州乳幼児教育開発マスターティーチャースペシャリスト
カリフォルニア州障害児教育IEP(Indivisual Education Planner)コーディネーター
カリフォルニア州行動分析学会会員
カリフォルニア州児童教育協会会員
全米児童教育協会会員
シトラス・カレッジ日本語CEクラスインストラクター
バイリンガル語学トレーニングディベロッパー
Granny Nanny Mrs. Glenn Child Care Facility / Glenn Foster Family Home Licence Facility 運営
2005年 アメリカ合衆国議会より Wo Award 受賞
2008年 カリフォルニア州CCより CA Award 受賞
2010年 シトラス・カレッジより CDCL Award 受賞
教育開発センターでは、38年の経験を生かしグローバル教育推進強化策として、Child & Adult アカデミープログラム、Kid’s Club、教育相談会、プチママ相談会、胎児教育セミナー、バイリンガル教育セミナー、児童教育セミナー、教育カウンセリング、国際交流プロデュース、日米教育関係者の橋渡しを行っている。
5児の母親。