第六話『読書の話』
乳児検診に来た赤ちゃんに絵本を贈り、本に親しむきっかけをつくる「ブックスタート」という世界的なプロジェクトがあるそうです。日本では2001年に12市町村が実施を始め、今では全国に広がっているそうです。
http://www.bookstart.net/index.html(日本語版)
http://www.bookstart.org.uk/Home(イギリス版、英語)
子供が小さい頃から読み聞かせをすることによって、このような効能があります。
- 親子のきずなを深める
- 読解力がつく
- 言葉(単語)が増える
- 知識が増す
- 集中力がつく
- 文字を覚える
- 想像力がつく
2010年は日本で国民読書年となっているそうです。活字を読むことによって豊かな言語力をはぐぐむことを目標に、子供だけでなく、青少年、大人も本を読む時間を少しでも増やせたら良いですね。(参考 朝日新聞2010年1月1日号第4部 本が育てる学びの力)
お母さんやお父さんが読んでくれたお話の時間はいつまでも子供たちの心の中に残っていきます。実際に読み手が経験したことをお話とあわせて聞かせてあげると聞き手はもっと親しみを感じていきます。
今回の本の紹介は2冊。「母さんが小さかったとき」、「父さんが小さかったとき」の紹介です。
初刊が1988年なので、今の世代の親、というよりは祖父母が小さかったときにどういう遊びをしたか、どのように生活していたかを多くのイラストを使って説明しています。今の子供たちのようにコンピューターやipodのない生活の中、当時さまざまな遊びを作り出している様子が伺えます。自分の親がこの本を読んでくれた人も多いかと思います。物語を伝えることは親として大切な役目であると思います。この本を読んだ後に三世代一緒に昔遊びをするのも面白いかもしれません。(対象年齢4-5歳~)
語り手:かとうくみこ
おかわりホームページへもどる
日本の風習をもう一度みなおしてみませんか
大人ホームページへもどる